こどもと一緒に ひろがる暮らし
ものづくりと 暮らしをつくる 日々の日記
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 無意識の中では、自分も棘を持っていて、時にはそれは武器になるんじゃないかと、
いつでもその時がきたら、身をまもれるようにと、その棘を、
心の奥の方で尖らせているのかもしれない。

あの人はきっと、いつもそうなんだろう。
久しぶり、だけど、相変わらず、といった感じの表情で。
日々、乾いた草むらを、慎重に、忍び足で歩いているのに、
歩く度、自分の足音が気になり、自分へと怒りが向かってしまう。
その心の矛先は、どこへいつ、噴き出すのか。
それとも、気まぐれに鎮火するのか。

棘を持つあの人が、標準をこちらにむけたのがわかった。
それだけで、ずきんと心が重くなったのだけれど、
その直後、現れた、修理屋さんというシゴトをするその人は
無口で、すぐに的確にシゴトを終わらせ、帰りに一言だけ穏かでな口調で言葉を繋ぎ、
その一言で、きれいさっぱり、私の重くなった心まで元通りに治し、
あっという間に帰って行った。

心の棘を人しれず鋭く鋭く、磨き続ける人。
刺抜きを心の奥に持っている人。

言葉を自在に操るあの人と、口数の少ないその人は、
言葉の奥に大きな違いを含んでいた。

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